菜園作りには、石灰や肥料など土壌を作るものやマルチフィルム、園芸ネットや支柱などの部材が必要です。
菜園の面積や場所などによっても必要な部材が異なりますので、あらかじめ菜園の大きさや日当たりなども考慮に入れて道具を揃えましょう。
今回は以下の商品を使います。
- ・苦土石灰
- ・化成肥料
- ・堆肥
- ・マルチフィルム
- ・マルチ穴あけカッター
- ・園芸ネット
- ・ジュートカーテン・J・ロープ
- ・イボ支柱
- ・雨よけフィルム
- ・くわ
- ・コテ
- ・野菜苗(場合によっては、種)
※今回はキュウリ、トマト、ナスの苗を使います。
苗または種を植えつける前に土に元肥を施します。
元肥に使用する肥料は植えてから実がなるまでの期間、より効果が持続するように、遅効性の有機質肥料と緩効性の化成肥料がミックスされた化成肥料(配合肥料)などがお勧めです。
さらに、堆肥を使用するとより上質な土に仕上がります。
※配合や肥料の使用は、必要に応じて調整してください。
畝の広さ(80cm×100㎝)に対し、右記容量を目安にしましょう。
苗を植える場所の広さに応じて配合量を調整してください。
畑を掘り起こして、畝を作ります。
畝(うね)の幅は、作業しやすいように80cmくらいにしましょう。
地中は深さを10?15㎝掘り、畝の高さを5?10㎝くらいの平畝にします。水はけが良くない畑の場合は、高畝(20?30㎝)にしましょう。
マルチフィルムは効果的な育成を行うために主に3つの目的で使用します。
1) 地温をあげて生育を助ける
2) 乾燥から土を守る
3) 雑草を防ぐ
マルチには主に4種あります。それぞれ用途がことなりますので、使い分けるとよいでしょう。
※今回は、黒マルチ 横幅90㎝を使用しています。
今回は、ロール上のマルチフィルムをかぶせていきます。
風などの影響を受けないように、マルチと土の表面を密着させるようにかぶせると良いでしょう。
畝を平にするために、土の表面にあるダマを細かく潰すようにしましょう。
フィルムをかぶせたら、隅を押さえて、カットします。
フィルムの端を土の中に埋め込んでいきます。埋め込んだら、浮いてこないように強く押さえておきます。
マルチカッターを使って、苗を植え付ける穴を開けます。
穴は等間隔に、二列の場合は互い違いになるように開けておきます。
下記の図は、マルチを上から見た図です。
グリーンの丸い部分に穴をあけ、苗(または種)を植えるようにします。
【その他、株間別作物 例 】
15cm株間 にんじん、ほうれん草、たまねぎ/30cm株間 大根、レタス、キャベツ/45cm株間 白菜、そらまめ、ブロッコリーなど
このSTEPは野菜によって異なります。それぞれの野菜の項をご参照下さい。
三角屋根のように支柱を立て、ネットを張ります。
このとき、ネットは畝の端ギリギリに立てるようにしてください。
マルチフィルムに開けた穴に苗を植え付けていきます。
植え付けたら、ネットに苗を誘引しておきます。
植え付け完了です。
最後に支柱の立て付けが弱すぎないか、確認してください。
このSTEPは野菜によって異なります。それぞれの野菜の項をご参照下さい。
植え付け用の穴に支柱を立てます。
支柱を立てたら、横支柱を準備します。
高さ1mくらいのところで 横支柱を固定します。
横支柱を固定し終わると支柱の準備が完了です。
まずは、畝をまたぐようにアーチ型支柱を立てます。
アーチの天井(側面)に横支柱をいれて補強します。
アーチの上から雨よけフィルムをかぶせ、固定します。
マルチフィルムに開けた穴に、苗を植え付けます。
植え付けたら、支柱に苗を誘引します。苗が伸びてきたら、誘引しましょう。
植え付け完了です。
このSTEPは野菜によって異なります。それぞれの野菜の項をご参照下さい。
マルチフィルムに開けた穴ひとつに対し、今回は3本支柱を立てます。
このとき、上に向かって開くように立ててください。
支柱の真ん中に苗を植え付けます。
植え付け完了です。
苗が浮いたり隙間が空いてないか確認しましょう。
ナス、キュウリには、十分に水やりをするようにしましょう。
使用した商品はカインズ店舗、またはオンラインショップにてご購入いただけます。
苦土石灰/堆肥/マルチフィルム/マルチ穴あけカッ ター/ジュートカーテン・J・ロープ/イボ支柱/雨よけフィルム/くわ/コテ/野菜苗(場合によっては、種)
一部の商品の仕様・デザインは予告無く変更になる場合がございます。